Case — Services

大手通信キャリアの会員向けサブスク事業で、PMO・分析業務を AI エージェントに任せる 9 ユースケースを作った

業種・規模
大手通信キャリア/会員向けサブスクリプション事業
対象部門
プロダクトグループ(PMO・分析の担当者 2 名)
支援テーマ
分析・示唆/PMO・進行管理/運用・チェックの 3 類型を AI エージェントで支援
期間
2026 年 6 月〜9 月(4 か月)
体制
当社 3 名(仮)+クライアント 2 名
主な成果物
AI エージェント 9 ユースケース/業務シナリオと評価指標/シナリオテスト記録 19 項目/インストール手順書

背景・課題

  • 社内には標準の生成 AI ツールが配布されていた。それでも担当者の手元には、資料の叩き台づくりが残っていた。困っていたのは 3 つ。週報の構成を毎回ゼロから考える。WBS を目で追って遅延を拾う。役員会議向けの想定 FAQ を 1 人で書く。いずれも議事録・WBS・ナレッジベースを読まないと書けない作業で、汎用のツールでは肩代わりできなかった。

支援内容

  • 1 か月目: 担当者 2 名へ個別ヒアリングを 2 回行い、対象業務を分析・示唆/PMO・進行管理/運用・チェックの 3 類型に整理した。成果物: 業務の棚卸し
  • 2 か月目: To-Be の業務シナリオと評価指標を設計し、クライアントと合意した。成果物: 業務シナリオと評価指標
  • 2 か月目: 議事録・WBS・ナレッジベースを読んで書ける AI エージェントを 9 ユースケース分実装した。成果物: AI エージェント 9 ユースケース
  • 3 か月目: シナリオテスト 19 項目を実施した。インストール手順書を作り、訪問して担当者の PC に導入するハンズオンを行った。成果物: テスト記録・インストール手順書

成果

  • 9 ユースケースを実装し、シナリオテスト 19 項目のうち 15 項目が期待どおり動作した(2026 年 8 月時点)
  • 残る 4 項目は原因を特定し、対処に着手した
  • 週報と WBS 遅延把握の叩き台づくりが AI エージェント側に移った。構成はエージェント、中身は担当者という分担に落ち着いた
  • 役員会議向けの想定 FAQ など、手が回らず出していなかった資料が出せるようになった

この案件が成立した条件

  • 議事録・WBS・ナレッジベースがクライアント側にそろっていた
  • 担当者 2 名が毎週の打ち合わせに出て、自分の業務のどこに当てるかを一緒に探した
  • ツールを入れる権限が実作業を担う層になかった点は制約として残った。手作業が集中する層に届けるには、権限の設計を先に解く必要がある
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